「とちぎのキラリびと」とは

これから更なる活躍が期待される栃木県ゆかりの企業や団体、個人をご紹介する番組です。

栃木県産業協議会が主催し、「産業経済」「芸術文化」「教育社会貢献」「スポーツ」の4つの分野で、優れた業績が認められ、栃木県のイメージアップに大いに貢献した企業・団体・個人の功績を称え、今後一層の発展とご活躍を期待して贈られる「栃木県イメージアップ貢献賞」受賞者に喜びの声や今後の展望を伺います。

令和6年度受賞者動画

栃木県イメージアップ貢献賞とは

1.経緯

栃木県産業協議会設立10周年を記念して平成4年に制定された賞で、これまでに32回、表彰がおこなわれています。

2.表彰の目的

産業経済、芸術文化、教育・社会貢献、スポーツの4つの分野で、優れた活躍により、世界的・全国的に最高水準の成果またはそれに匹敵する栄誉に輝くなど、栃木県のイメージを内外に大いに高めた法人・団体・個人に対し表彰するものです。
これにより、地域内における連携を深め、地域経済の一層の発展を期することを目的としています。

3.表彰基準

(1) 産業経済部門貢献賞

選考対象期間の1年間に優れた産業活動が認められ、栃木県産業のイメージアップに貢献した県内に本社を置く企業。

(2) 教育・社会貢献部門貢献賞

同じく1年間に優れた教育・社会貢献活動が認められ、栃木県のイメージアップに貢献した個人または団体。

(3) 芸術文化部門貢献賞

同じく1年間に優れた文化的活動が認められ、栃木県のイメージアップに貢献した個人または団体。

(4) スポーツ部門貢献賞

同じく1年間に国体レベル以上の競技において優れた成績を収め、栃木県のイメージアップに貢献した個人または団体。

令和6年度「栃木県イメージアップ貢献賞」受賞者

敬称略

1.産業経済貢献賞(2団体)

株式会社 誠和

日本DX大賞2024
サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)部門 優秀賞

株式会社下野新聞社

2024年度 科学ジャーナリスト賞 優秀賞

2.芸術文化貢献賞(1名・1団体)

池田 彰夫

第53回ロッテルダム国際映画祭
タイガーコンペティション部門 最優秀作品賞(出演・監督補)

県立宇都宮北高等学校 吹奏楽部

第26回日本ジュニア管打楽器コンクール
アンサンブル部門打楽器の部高校生コース 金賞(最高賞)

3.教育社会貢献賞(1名・2団体)

県立宇都宮高等学校 英語部

第18回全国高校生英語ディベート大会in栃木 優勝

宇都宮短期大学附属高等学校 小川 千博

そろばんグランプリジャパン2024
よみあげ算競技 日本一

県立馬頭高等学校 水産科

令和6年河川功労者表彰

4.スポーツ貢献賞(10名)

鏡 優翔

パリ五輪 レスリング女子 76㌔級 金メダル

松下 知之

パリ五輪  競泳男子400㍍個人メドレー 銀メダル

白鷗大学 女子バスケットボール部

第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」成年女子優勝
第75回全日本大学選手権大会 優勝

大西 美琴

第36回全国高校選抜スキー大会 女子回転、スーパー大回転 優勝

水沼 尚輝

パリ五輪  競泳男子100㍍バタフライ8位入賞

佐藤 風雅

パリ五輪  陸上男子1,600㍍リレー6位入賞

榎本 遼香

パリ五輪  五輪2大会連続出場

沢田 時

マウンテンバイク(MTB)第37回全日本選手権大会
クロスカントリー・ショートトラック 優勝
クロスカントリー・オリンピック 優勝

矢野 絢心

第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」
陸上男子視覚障害100㍍ 200㍍優勝

吉原 未来

第40回日本パラ水泳選手権大会 50㍍背泳ぎ1位 50㍍平泳ぎ3位

栃木県産業協議会創立の経緯

栃木県産業協議会は、昭和56年5月8日の創立総会を経て創立されました。
当協議会の創立の目的は、次の3つがあげられます。

第一に、地元の経済力を高めるためには、大企業と中小企業の中間に位置する、中堅企業の育成対策がもっと必要ではないかということ。すなわち、栃木県の将来の発展性を考えますと、中央や外部資本に対抗し得る中堅企業を育て、地元産業基盤を何としても強化し、地場産業をもっと盛り上げなければならないということでした。

第二に、わが地元栃木県は近隣の群馬県・茨城県と比較して、株式上場企業が少なかったことから、上場企業をもっとたくさん創り出そうということです。そのためには、もっと異業種間の交流を深めながら切磋琢磨し、栃木県から1社でも多くの企業を、将来上場できるようにしようと考えました。

第三に、設立当時は、中堅企業が中小零細企業のように公的融資環境に恵まれていないかったこと等もありまして、何とか改善したいということでした。そこで、県と地元銀行にかけて中堅企業に対する資金面の援助改善を支援していただこうということでした。

このためには、まず県内各地にある中堅企業の経営者が一つになることが先決ではないかということから27名の地場企業経営者が発起人となり、栃木県産業協議会を発足させた訳でございます。

その後43年が経過し、当協議会設立当初6社であった県内上場企業も、今ではジャスダック上場を含め21社にのぼり、当時と比較しますと本県の産業経済は一段と拡大し発展しております。

栃木県産業協議会
会長 喜谷辰夫